先日購入したthe ordinaryの製品が安いのに機能性が高くて気に入ったので、
Buffet(ブッフェ)と、ナイアシンアミドをそれぞれを購入しました。
今回はthe ordinaryの中でも一番人気ということで買ってみたBuffet(ブッフェ)の成分について、紹介しようと思います。
デパコスの高級化粧品と同じ成分が入っていると話題だったのでSK-Ⅱと比較してみました。
ブッフェはどんな効果があるの?
こんな疑問に答えます。
Contents
The ordinaryのBuffet(ブッフェ)って?
The ordinaryの説明はこちらでしていますが、広告費やパッケージにかけるお金を、製品に還元して低価格でよい成分の化粧品を販売しているなんとも消費者に優しい考えのカナダの化粧品メーカーです。
the ordinary Buffet(ブッフェ)の商品解説はこのようになっています。
ジオーディナリー独自のテクノロジーを効率的に組み合わせた”ビュッフェ”セラムは、これ1本で複雑なエイジング現象に効率的に様々な角度から働きかけます。
マトリキシル3000、シンレイク、レリスターゼなど、複数のペプチド複合体を配合した高濃度のセラム。これらの複合体が、肌に優しい11種のアミノ酸と相乗効果を発揮します。このセラムを定期的にお使いいただくことでなめらかな肌へと導きエイジングサインの気にならないお肌に。栄養がたっぷり補給された、若々しい肌を実感。
説明を読んでも私はよくわかりませんでしたので、詳しく調べてみました。
the ordinary Buffet(ブッフェ)に入っているペプチドって何?
ペプチドは、タンパク質が最終段階のアミノ酸になる直前の物質で、「アミノ酸<ペプチド<タンパク質」とだんだん分子が大きくなるイメージです。
肌表面はアミノ酸やペプチドといった保湿因子で保たれている

こちらの図にあるように、肌はアミノ酸などの保湿因子と脂質でできています。これらは、細胞間を満たす水性保湿因子(NMF)の約半分を占めています。
the ordinary Buffet(ブッフェ)は、たんぱく質を分解した成分がめちゃめちゃ配合されていて、肌表面を肌本来が持っている保湿因子を補給して、一時的に補修してあげる、という感じだとおもいます。
若いころは、それらの保湿因子は勝手に分泌されて何もしなくてもサラスベな状態ですが、老化とともに日焼け、花粉症など様々な要因で肌本来の保湿成分が失われています。
これは一時的に外から塗布してあげるだけなので、肌本来の機能という点ではナイアシンアミドや、レチノールを利用するほうがおすすめです。
ですが、ナイアシンアミドとレチノールを使うと一時的に肌が敏感になるので、保湿の補助的な役割でブッフェを併用しています。
the ordinary の Buffet(ブッフェ)と同じく、ペプチドを売りにした化粧品はデパートでも販売されていますが、こんなに高いです。
ラ・プレリー | 50ml \55,800 |
---|---|
クリニーク | 50ml ¥10,000 |
the ordinary Buffet | 30ml ¥1500 |
え?ケタ間違えてませんか?というくらい、Buffetは安いです。広告料や宣伝費をかけていないといっても、いくら何でも安すぎませんか?
と思ったんですけど、化粧品の原価って意外とこんなものなんですよね。恐るべし…。
そんなに安くて大丈夫?オーディナリー・ブッフェの成分を確認してみました。
個人的に高級で肌に効く化粧品のイメージのSK-Ⅱの化粧水と成分を比べてみました。
SK-Ⅱの有効成分
SK-Ⅱの有効成分:水、ガラクトミセス培養液(ギュウニュウ)、BG(保湿成分。グリセリンかBGを配合する化粧品が多い)、ナイアシンアミド、グリセリン、ペンチレングリコール、アスコルビルグルコシド、イノシトール(保湿成分)、水酸化Na、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ベンジルアルコール、メチルパラベン、EDTA-2Na、酵母エキス(3)
※ガラクトミセス培養液とは サッカロミセス科の酵母を牛乳で発酵させた培養液です。 ビタミン・ミネラル・アミノ酸・有機類などが含まれている成分
SK-Ⅱの有効成分は、酵母エキスと培養液(この中にアミノ酸が含まれています)、グリセリン、そしてナイアシンアミドというアンチエイジング成分が入っていました。
オーディナリーのブッフェの有効成分
- Aqua (水),
- Glycerin, (グリセリン。保湿成分。)
- Lactococcus Ferment Lysate,乳酸菌培養液。
- Acetyl Hexapeptide-8,(ここから↓)
- Pentapeptide-18,
- Palmitoyl Tripeptide-1,
- Palmitoyl Tetrapeptide-7,
- Palmitoyl Tripeptide-38,
- Dipeptide Diaminobutyroyl Benzylamide Diacetate,
- Acetylarginyltryptophyl Diphenylglycine,(↑ここまでペプチド複合体等)
- Sodium Hyaluronate Crosspolymer, Sodium Hyaluronate, (2種類のヒアルロン酸の化合物)
- Allantoin, Glycine, Alanine, Serine, Valine, Isoleucine, Proline, Threonine, Histidine, Phenylalanine, Arginine, Aspartic Acid, (11種類のアミノ酸)
- Trehalose, Fructose, Glucose, Maltose, (保湿成分)
なんと、SK-Ⅱと比べても、ナイアシンアミドが配合されていること以外は
それぞれ独自の培養液を配合しているし、アミノ酸の配合量ではBuffetのほうが上回っていました。
ジ・オーディナリーのブッフェ、実際に使用してみた

the ordinaryらしいいつものシンプルでかっこいいデザインのボトルです。
Buffetの液をとってみると、かなりとろみと粘度が高く、糸を引きます。ペプチドはたんぱく質を分解したものなので、濃度が高そうでこれは期待できそう。
- 朝 水で洗顔→ブッフェ→日焼け止め
- 夜 石鹸洗顔→ブッフェ→ナイアシンアミド
というかんじで今までワセリンを使っていたところにブッフェを使ってみました。塗ってみた瞬間は肌がもっちもっち。
2週間前、シミ取りレーザーをして肌が敏感になってピリピリした感じがあったのですが、痒みが収まりました!バリア機能が落ちているときにこの美容液を足してあげるとよさそうです。
他の肌の改善は特に感じていませんが、先ほど説明した通り、こちらの美容液は肌本来の機能を修復してくれるものではなく、あくまで保湿の機能を補助してくれる商品です。
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肌のアンチエイジングをしたい場合は、レチノイドかナイアシンアミドの使用がおすすめです。
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