私は筋トレが好きで、数年前から筋トレを始めました。それ以来、産後と子育てで運動が出来ない時期でも、生活にプロテインを取り入れています。
でもたくさん種類があるプロテイン、最初は一体どれがいいのか、とても迷うと思います。
- プロテインって色々な種類があるけど、どれがいいのかわからない。
- 不味いプロテインは嫌なので美味しいプロテインが飲みたい。
- プロテインってダイエットにも良いの?
などなど、わたしも最初はプロテインに関する疑問が沢山ありました。
あと、海外のプロテインは日本人と味覚が違うので味が濃すぎて不味い…と思うことが多かったです。(キウイ&ストロベリークリーム味とか、バナナクッキークリーム味とかね!どないやねん!)
ということで今回は、実際に飲んで美味しい~~!!と思ったおすすめのプロテインを紹介しようと思います!
Contents
プロテインのおいしい飲み方。
まず、プロテインを飲んだことが無い方にプロテインの基本的な飲み方を紹介します。
粉のままでは飲めないので、このへんの液体で割ります。
- 水(さっぱり味になる。カロリーが抑えられる。)
- 牛乳(濃厚になる。チョコ系とかイチゴ系のプロテインとわるとシェイクみたいな感じでおいしく飲める。)
- 豆乳(牛乳よりもさっぱりした味になる。牛乳では濃すぎる…水だとあっさりしすぎる…というときに豆乳で割るとちょうど良くなる。あとは和風味(抹茶とか)と相性が抜群。)
プロテインを飲む際は、よく上下に振っても漏れないようなプロテイン専用の容器かタンブラーを用意してよく混ぜ合わせてから飲みましょう。
ブレンダーボールなどが入ったタンブラーならすぐによく混ざります。こちら、良く混ざった状態のプロテイン。↓

プロテイン自体の問題で、よく混ぜてもこのように分離してしまうものもあり。口当たりも悪くおいしくないので、美味しいプロテインを選ぶ際には溶けやすさも重要です。

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プロテインの美容効果はコラーゲンよりも上!
プロテインというと、ムキムキになるための飲み物!というイメージがありますが、女性ホルモンの影響で、かなりハードな筋トレをしても、女性は男性ほど筋肉をつけることが出来ません。
たんぱく質(プロテイン)が体に入ると、分解されて、アミノ酸になります。
たんぱく質>アミノ酸>ペプチド
という感じで、徐々に小さい分子になります。このアミノ酸やペプチドは、筋肉だけではなく、女性も気になる髪・肌・爪の栄養にもなっています。また、アミノ酸はセラトニンやトリプトファンといった気分を向上させてくれるので、プロテインは幸せホルモンの原料にもなります。
ですが、たんぱく質の中にも、体を作る素材が十分にそろっていないものもあります。
『アミノスコア』とよばれていますが、これが100だと人間の体に必要なアミノ酸が揃っているたんぱく質になります。
例えば、牛肉、鶏肉などの、動物のお肉なんかはアミノスコアが100です。
ところが、美容成分として人気のコラーゲンもたんぱく質の一種ですが、実はアミノスコアは100ではなく、トリプトファンという必須アミノ酸が欠損しています。
なので実は栄養としてはプロテインの方が上なのです。
つまり、コラーゲンを取るよりもプロテインをとっていればコラーゲンを取る必要がなく、肌、髪、爪の原料が効率的に摂れる。
ということです。
女性におすすめのプロテインの選び方

まずプロテインを勧める前に、女性がプロテインを選ぶ際に何を気をつければいいのでしょうか?
市販されている『女性向け!ダイエット用プロテインシェイク』とかいうのは、
あたかもプロテイン豊富なようにうたっていますが、成分をみてみると美味しくするための糖質・炭水化物が多いです。
それでは全然ダイエットになりませんから、女性であっても男性と同様の筋トレ用のたんぱく質量が多めのプロテインを選ぶのがお勧めです。
選ぶ際に大事なのは、製品中のたんぱく質量と、たんぱく質の原料です。
プロテインの種類、ホエイ、カゼイン、ソイの違い
ここでは、おおまかなプロテインの種類の紹介をします。
困ったらこれ!ホエイプロテイン
- 溶けやすい
- 消化されやすい
- 安い
- アミノスコア100
牛乳のホエイという部分から抽出されたたんぱく質をホエイプロテインと言います。
ヨーグルトの上澄みの透明な部分と同じ名称からも分かるように、水溶性で溶けやすい性質があります。
乳糖不耐症の方は基本的に牛乳由来のプロテインが飲めませんが、乳糖不耐症の方に向けたラクトースを抜いたプロテインも販売されています。
味は美味しい!腹持ちも良いカゼインプロテイン
- 腹持ちが良い
- 消化速度が穏やか
- 高い
- アミノスコア100
こちらも牛乳由来のたんぱく質ですが、こちらはヨーグルトで言う白い塊の部分、つまり牛乳の美味しいところを抽出したプロテインなので、美味しいのですが、他にもたくさん利用する道があるため、高価になります。
ホエイプロテインに比べると吸収される速度が穏やかなので腹持ちが良く、筋肉が減ること(カタボリック)を防ぐためにボディービルダーさんは寝る前に飲むことも。
実は女性には危険!ソイプロテイン
- 不味い
- 安い
- 女性ホルモンに似た大豆イソフラボンを含む
- アミノスコア100に満たない
ソイプロテインは大豆由来のプロテインですが、牛乳由来に比べると、体の組織を作る上でのたんぱく質量が十分ではありません。(アミノスコア100以下で、足りない)
結果的に、カロリー対栄養効率が悪いです。
また、女性ホルモンに似た成分の大豆イソフラボンは過剰摂取による健康被害も問題視されたので、プロテインとして加工されたものを大量に取ることはお勧めできません。
女性は、プロテインは一日何グラム取ればよいの?
女性はプロテインを一日に何グラムとるのが適切なのでしょうか。
1日に必要なタンパク質量の目安としてはこちら。(男女関係なく)
1日に必要なタンパク質量
- 基本的な必要量=自分の体重(kg)×1.0
- 筋肉を維持しながら減量の必要量=自分の体重(kg)×2.0
つまり単なるダイエット目的でプロテインをとる場合は、体重60㎏なら一日60g
筋量維持をしながら減量をしたい、スポーツをされている方は体重60㎏なら一日120g
これって結構凄い量です。プロテインを120g飲めばいいわけではなく、たんぱく質を120gですよ!
例えば、鶏むね肉100g中のたんぱく質は20g。一日60gたんぱく質をとるなら、300gの鶏むね肉を食べれなければいけません。
そんなに食べられない!調理する時間もない!というときのために簡単にたんぱく質を摂取できるプロテインパウダーという便利なものがあるのです。
プロテインを取り過ぎたら太るは真っ赤な嘘
3代栄養素である脂質、炭水化物、たんぱく質のうち、プロテインの主成分であるたんぱく質は、脂肪になりづらい栄養です。
脂質、炭水化物はエネルギー利用が主な役割であるのに対して、
タンパク質はアミノ酸に分解され、体の組織(髪や肌、筋肉等)の生成に利用されます。そのため、エネルギーの貯蔵庫である脂質になる機会はほとんどありません。
とりすぎたとしても、たんぱく質から脂質への変換自体にカロリーが必要とされるので、かなり太りづらい栄養と言えます。
これを生かして高蛋白質の食事にすると痩せるダイエット方法もあります。実際に私もプロテインを飲むだけのプロテインダイエットを実践して痩せました。

お勧めのおいしいプロテインはこれだ!
プロテインについての前置きが長くなりましたが、私が飲んでみて選んだ美味しいプロテインを紹介させていただきます。
- たんぱく質量が多い事
- 美味しいプロテインであること
- ソイプロテイン以外であること
を基準に私が選びましたので、美味しいプロテインを探している男性にもおすすめです。
●ON ゴールドスタンダード 100%ホエイプロテイン
ボディビルの本場アメリカの老舗、ONのプロテイン。こちらは体内に吸収されやすい形のWPI製法のプロテインが一番主成分にきて、現在私も使用しています。㎏あたりの価格も低く、コスパが高いのも魅力です。
WPI製法のプロテインは、乳糖と脂肪を徹底的に取り除いてあるので乳糖不耐性の方にもおすすめ。
海外製のプロテインは味付けが凄く甘くて日本人に合わないことが多いので、フレーバーを選ぶなら一番人気のダブルリッチチョコレートが無難です。
●ビーレジェンド-be LEGEND-
種類 | ホエイ |
---|---|
価格 | ¥4,100 / kg |
フレーバー | とにかくたくさん |
溶け | 良い |
蛋白質 | 30g中20g(味の種類により誤差あり) |
面白いネーミングと沢山のフレーバーでお勧めのビーレジェンド。
- ミルキー味は運動後にはちょっと甘ったるいですが、ダイエット中の補助食として活用したい方にはぴったり。
- 瀬戸内レモン、グレープフルーツ味はさっぱりしていて、運動をした後に飲みたいという方におススメ
その他、抹茶ミルクなど日本らしいフレーバーもあります。
たくさん種類があるので迷ってしまう方は、私が実際に飲んで感想をメモした記事があるのでよかったら参考にしてみてください。
【11種類飲んでみた】ビーレジェンドプロテイン私のおすすめ味はこれ!【BeLEGEND】
●ゴールドジム ホエイプロテイン
種類 | ホエイ(CFM) |
---|---|
価格 | ¥6,500/ kg |
フレーバー | 6種類くらい |
溶け | 良い |
蛋白質 | 30gあたり25g |
はっきり言って、味だけで選ぶならココのプロテインが一番おいしいです。他のメーカーがプロテインの原料になるホエイをチーズ工場などから集めているのに対し、ゴールドジムのプロテインは最初から最後まですべて同じ工場で生成しているのでプロテインの原料となる牛乳自体の質がとても高く、美味しいです。
ただ、価格が高い…金に糸目はつけないけれど、最高においしいプロテインを飲みたい!という方には凄くお勧めです。
ゴールドジムにトレーニングへ行くと、こちらのプロテインをつかったプロテインバースタンドがあります。そこで初めてこちらのプロテインを飲んだ時の感動と言ったらなかったです。
ミックスベリーはカフェのイチゴシェイクみたいな、本当にイチゴが入っているような美味しさ。
リッチミルクは濃厚なミルクシェイクのような味。
どれも本当においしいので、お勧めです。
女性におすすめのプロテイン:番外編
粉上のプロテインの他に、食品に練りこまれた加工されたプロテインも最近は人気ですよね!
プロテインバーは結構ぱさぱさで不味いものが多いんですが、お気に入りのプロテインバーはこちら。

あとはプロテインパンとプロテインパスタに最近はまって、よく食べてます。

ダイエット中の女性にもおすすめのおいしいプロテインまとめ。

以上、私が何年間かプロテインを愛用してきて、選ぶポイントをまとめますと、こうなります。
- 女性が選ぶべきプロテインはソイより牛乳由来がお勧め。
- アミノスコア100のものを選ぶ
- 『女性向け』とうたった商品より男性と同じたんぱく質量重視がおすすめ。
- 味が美味しくないと結局飲み続けられないので味もすごく大切
プロテインを使う目的が筋力維持の場合、消費量も多くなるので味よりコスパを多少重視した方が良いです。
また、普段の食事を一食置き換えて使うなら、コスパよりも味や満足度重視の方が良いでしょう。
プロテインは正直とても便利なもので、運動している人だけ摂取するものとおもっているのはとてももったいないです!
ぜひ意識的に摂取して、健康維持や美容に役立てましょう!
持ち運びに便利なプロテインバーの紹介はこちら!