肌断食を成功させるために欠かせないのが、石鹸。
純石鹸以外の合成洗剤は、石油から界面活性剤を生成し、そこにいろいろな添加物を加えて作っている石鹸です。植物にとっても、人にも、あまり良くない成分で出来た石鹸です。
そういった刺激が強い石鹸は、肌の表面細胞も取ってしまい、せっかく正常な機能に戻ろうとしている皮膚細胞を壊してしまいます。
色々な種類の純石鹸・無添加石鹸がありますが、違うのは石鹸の原料となっている油。一番安い油はパームオイルですが、安い代わりにあまり品質が良くないものが多いです。そこで今回は、肌へのダメージを最小限に抑えるためのこだわりのナチュラルオイルを使って作られたお勧めの純石鹸を紹介するとともに、私が使っているココナッツオイルの石鹸をご紹介します。
Contents
肌断食の石鹸『純石鹸』とはどんなものがいいのか?
肌断食のスキンケアは、ワセリンと石鹸しか使いません。なので、それぞれ良いものを使ってあげる必要があります。
ワセリンは最高級のものがあるので一択で迷いが無いのですが、純石鹸はいろいろなメーカーからいろいろな植物オイルを使って作られたものが出ています。
肌断食に使うものとして好ましい純石鹸の条件は下記の通り。
- コールドプレス製法であるもの
- セッケン素地のみでつくられたもの
コールドプロセスとは?
50℃前後の温度で、時間をかけてけん化させるため油脂が酸化せず、さらに、強アルカリ薬品と油の反応で生まれるグリセリン(保湿成分)をそのまま石けんの中に含むので、良いことづくめ!!保湿剤などを加えなくても、マイルドでしっとりした使用感の石けんになります。
セッケン素地とは?
この記事の最後に詳細を書きましたが、天然油脂とアルカリ性の薬品を加えて出来たものをセッケン素地と呼びます。
では、まず私が使っているお勧めの純石鹸をご紹介します。
ココナッツオイルの『ブラットワンギ石鹸』



敏感肌の方に『プレミアムベビーソープ』
ココナッツとアボカドをつかって作られた石鹸で、新生児でも使えるほどやさしい成分で出来ており、肌トラブルの多い方におススメ。
こちらは、なんと製造まで2カ月かかるコールドプロセス製法で作られており、この製法は熱を加えず熟成させる事で「グリセリン」が豊富に含まれています。
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定番!オリーブオイルの『アレッポの石鹸』
こちらは純石鹸の定番となってきているオリーブオイルから作られた純石鹸です。含まれるオレイン酸のおかげでしっとりした洗い心地。汚れはしっかり除去しつつも肌のカサカサ感は無いという、安定の品質です。
ただ、オリーブオイル石鹸は匂いが独特、溶けやすい、という特徴がありますので洗面所に置きっぱなしにする場合は注意が必要です。
純石鹸を見つけるには、原材料をみよう!
純石鹸をみつけるには原材料を見よう!原材料を見てもらえばわかりますが、純石鹸であれば、原材料はセッケン素地だけです。
こちらのミヨシの石鹸は原材料:セッケン素地と書いてあります。なので、立派な純石鹸ですね。
では、実際に、ユニ○ーバのダ○さんの石鹸の原材料を見てみましょう。
成分表示
ラウロイルイセチオン酸Naステアリン酸パルミチン酸Naラウリン酸水イセチオン酸Naステアリン酸Naコカミドプロピルベタインパーム核脂肪酸Naグリセリン塩化Na酸化チタン酸化亜鉛EDTA-4Naエチドロン酸4Naアルミナ香料
何やらいろいろ入っていますね。
次にこちら、カウブラ○ドの牛○石鹸です。
成分表示
石ケン素地、香料、乳脂(牛乳)、ステアリン酸、水、酸化チタン、エデト酸塩
ほぼセッケン素地でできていますが、余分なものが入っているので、本当の純石鹸ではありません。
そしてこちらがブラットワンギのココナッツ石鹸の成分です。
成分表示
ヤシ油、パーム油、水、水酸化Na、ココヤシエキス
あれ?セッケン素地と書いてない?と思うかもしれません。
ですが、ちょっと待ってください。セッケン素地をどうやって作るかを考えてみましょう。
石けんは、天然油脂を原料に、「ケン化法」もしくは「中和法」という製法で作られます。
天然油脂などの原料を苛性ソーダ・苛性カリと反応させることにより、石けんが出来上がります。
つまり、ヤシ油、パーム油+水酸化Na=セッケン素地
ということです。
水酸化Naは苛性ソーダの本来の名前。ブラットワンギさんはセッケン素地にする前の天然油脂にもこだわっているので、全ての原料を表示しています。
お店で石鹸を探す際のヒントにしてみてください。