ボルダリングを始めたのは大学生の時。だったっけ?
友人が誘ってくれたボルダリング、初めて行ったお店は荻窪のB-PUMPでした。
なんて楽しいスポーツ何だろうと思って、友達と通ったものでした。
その後も何人か友人を誘ったり、または会社でサークルを作ってボルダリングに何人か誘ったのですが、続けてくれる人ってほとんどいませんよね…。
ということで今日は、
- どうしてボルダリングを続けることができなくなるんだろう?
- 続けるためのモチベーションを保つ方法
について考えてみました。
Contents
早い段階で続かない理由
私がボルダリングサークルの主宰をやっていた時に、最初は毎年登録人数が70人くらいいるんですが、結局定期的に来てくれたのは7人くらいでした。そのうち2人はフランス人だったので日本人だけならもっと少ないかもしれません。
続けてきてくれる人は10%にもならないということです。なんでだろう?と理由を考えてみました。
一度やってみたかったんだタイプ
芸能人もやっていると公言していることが多いスポーツだと思うのですが、そういうこともあってか、カラフルなボルダーがphotogenicだからか、一度やって写真を撮ってSNSにあげて満足してしまうタイプ。
強くなりたいという目標はなく、一番簡単な課題をこなしただけでとりあえず満足できるタイプです。
足ることを知る!精神の持ち主かもしれません。
筋肉痛がつらいよ~タイプ
他のスポーツにくらべて断然翌日のダメージが辛いのがボルダリング。
- 会社の扉が開けられません…
- 階段が登れません…
- ファイルのクリップが開けられません…
など、同僚から様々な苦情が入ってきました。
仕事のやりやすさを優先してボルダリングは続けないことにした、とても仕事熱心なタイプ。
徐々にボルダリングが続かなくなる理由
ボルダリングが楽しくて、シューズやギアなど色々そろえて、いろんなジムの会員カードもゲットしたぜ!だけどなんだか最近…やる気がわかないの…。というタイプの理由を考えてみました。
壁にぶち当たってしまったタイプ
今までとんとん拍子で課題をクリアしてきたのに、急に全然できない課題にぶち当たってしまった。場合によっては数か月、トライしてもぜんぜん落とせない。
もういやや…ワシには才能がないんや!と、全てを投げ出してしまいます。
燃え尽きてしまったタイプ
熱中して練習していたけど、やりたかった課題をクリアしてしまって、目標を失っているタイプの人。あれ?なんでこんなに一生懸命になっていたのかな?と、ふと冷静になってしまいます。
純粋にライフスタイルの変化タイプ
私もそうですが、結婚など家族ができると時間的な問題、金銭的な問題がでてきます。
ボルダリングに費やすための、まとまった時間が取れなくなってきました。
相方は朝、子供が起きる前に起きてジョギングに行くための時間を無理くり作っていますが、ボルダリングの場合はジムが開いていない。
仲間内でそりが合わなくなった
直接ボルダリングとは関係ありませんが、人間関係が嫌でコミュニティを抜けてしまうことはどこのスポーツの世界でもありますよね。
続けるために出来ることを考えてみた
それでもボルダリングを続けたい…どうしたらモチベーションを保てるのか?考えてみました。
ボルダリング検定を受ける
検定ブームの昨今、ボルダリングにも検定というものがあります。
コンペとは違う形で自分の実力を測れるため、これに合格するために頑張ろう!という目標を自ら設定することができます。
ジムによって課題の難易度も異なりますが、この検定を持っていたら自信をもって私は○○級です!ということができます。
家にクライミングウォールを作る
続け慣れない理由として、時間の問題、お金の問題があります。
ということで、家にウォールがあればジムが開いていない時間もいつでも無料で練習ができます!そして、家にあれば嫌でも目に入ってくる。更に子供も一緒に出来ていいんですが…賃貸物件は難しいですね。
上手い人の華麗なムーブを見る
実際のジムでもYoutube動画でもコンペでもどこでもいいんですが、
上手い人の美しい動きを見ているとやる気がうわーっとわいてきます。ウワー!
その気持ちでジムへ向かいましょう。目標にしているクライマーさんがいればもっとグッド。あんなふうになりたいと思う気持ちがあれば、そっちに自分を引っ張ることができます。
良いボルダリング仲間を作る
ボルダリングは孤独なスポーツとはいえ、一緒にやる仲間がいるとやる気が起きてくることもあります。気の合う仲間であれば、続けていくためお互いの助けになってくれるはずです。
他人だけではなく、ボルダリング仲間が自分の子供や、パートナーだったりするとさらに最強の仲間になってくれると思います。
まとめ。続けていける人は一体どんな人なんだろう?
というかんじで、個人的な意見をまとめてみました。
様々な理由で辞めてしまう人、続けている人、色々いますが、続けていける人はやっぱり、ボルダリングが好きで、楽しいのを知っているから続けているんだろうと思います。
わたしなんて、もう3,4年休んでいますが、きっとめちゃくちゃ弱くなっているんだろうなーとおもってびくびくしているのですが、それでもまたゆっくりと自分のペースで続けたいなあと思います。